トレーニング後の風呂、入るべき?避けるべき?正しい入り方とその効果

はじめに

トレーニングの後、「そのままシャワーでサッと済ませる派」と「じっくり湯船に浸かって疲れを取る派」、あなたはどちらですか?

実は、トレーニング後のお風呂には疲労回復や筋肉ケアの面でさまざまなメリットがある一方、入り方を間違えると逆効果になることも

この記事では、トレーニング後のお風呂が体に与える影響や、効果的な入り方を解説します。


トレーニング後の風呂が与える主な効果

1. 筋肉の緊張をほぐす

運動によって収縮・緊張した筋肉を温めることで、血流が良くなり、老廃物の排出が促進されます。
その結果、筋肉痛や疲労感が和らぐことも。

2. 自律神経が整う

お湯に浸かることで副交感神経が優位になり、リラックスモードに切り替わります。
トレーニング後の高ぶった神経を落ち着かせ、質の高い睡眠にもつながることがあります。

3. 心身のリフレッシュ

汗を流してスッキリするのはもちろん、メンタル的なリセット効果も見逃せません。次のワークアウトへのモチベーション維持にも◎。


逆効果になる場合も?注意したいポイント

● 運動直後すぐに熱いお風呂に入るのはNG

ハードなトレーニング後は、体内に炎症反応が起きている状態です。
そのタイミングで熱い湯に浸かると、炎症を悪化させるリスクがあります。

目安:運動後30分〜1時間程度は空けてから湯船へ。

● 湯温は「ぬるめ」がベスト

目安は38〜40℃程度のややぬるめの温度。熱すぎると交感神経が刺激されて、リラックス効果が薄れてしまいます。

● 長湯しすぎに注意

15〜20分程度で十分。長時間の入浴は逆に脱水症状や疲労感の増加につながることもあります。


シャワーだけの日はどうする?

もちろん、毎回湯船に浸かるのが理想ですが、忙しい日や夏場などはシャワーだけになる日もありますよね。

そんなときは:

  • 少しぬるめの温度に設定し、首筋やふくらはぎなどを意識して流す
  • 冷水と温水を交互に当てる「交代浴」風のシャワーもおすすめ(※心臓に持病がある方は避けてください)

トレーニング後の風呂、どう取り入れる?

✅ 軽めの運動の日 → シャワーでもOK

疲労が少ない日や有酸素運動だけの日は、シャワーで済ませても問題なし。

✅ 筋トレ・高強度運動の日 → 湯船でしっかりケア

筋肉に大きな負荷がかかった日は、入浴によるリカバリーが効果的です。


おわりに

トレーニングと同じくらい大切なのが**「回復」**の時間。その手段として、毎日の「お風呂時間」はとても有効です。

正しいタイミングと入り方を意識すれば、パフォーマンス向上にもつながります。
あなたも今日から、“トレーニング後の入浴習慣”を見直してみませんか?

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